
グラレコ(グラフィックレコーディング)を依頼するときの費用は、5,000円程度から数十万円まで幅があります。同じ「1時間のセミナーを1枚に記録する」という依頼でも、提示される金額は10倍以上変わることがあります。
先に、目安をまとめます。
- 自治体・企業の案件で、当日その場でライブで描く場合は8万円以上が目安です
- オンラインで1時間・1枚を、おまかせで記録する場合は5万円台からあります。構成のご指定や打ち合わせを重ねる場合は8万円以上になります
- 録画や録音からあとでまとめる制作は、3万円前後でも依頼できます。ただし当日その場や開催終了直後に参加者への配布ができません。
- ご予算が決まっている場合はお引き受けする範囲を決めて、ご予算ないでのご提案が可能です。
この記事に書いた金額は、USANET合同会社がこれまでに受注してきた案件と、2026年10月時点で公開されている情報を調べた範囲のものです。
グラレコの料金には決まった基準がなく、依頼先によって考え方が違います。ここに書いたものがすべてではありませんので、目安としてお読みください。
実際の金額は、依頼先に見積もりを取ってご確認ください。

費用がいちばん変わるのは「いつ描くか」です
グラレコの費用を比べるときに、最初に確認したいのは「いつ描くか」です。4つのパターンがあり、できることが変わります。
① 当日その場でライブで描く
会が進んでいるあいだに、話を聞きながら描きます。何を拾って何を落とすかをその場で判断し、描きながら構成を決めていきます。会が終わった時点で成果物ができています。参加者はその場で絵を見ながら話せますし、終了後すぐに写真を撮って共有できます。当日の拘束時間と、その場で判断しながら描く技術に対して金額がついています。
② 事前に描いておく
資料や予定している内容をもとに、当日より前に描いておく形です。当日は完成した絵を見せながら説明できるので、進行がスムーズになります。
ただし、当日その場で出た発言や、話し合いの流れは入りません。内容が決まっている説明会や、発表する中身が固まっているプレゼンには向いていますが、何が出てくるか分からない話し合いには使えません。参加者から出た意見を残したい場合は、ライブで描く必要があります。
③ 終わったあとに、録画・録音から描く
会が終わってから、録画や録音を受け取って制作します。後日データで納品される形です。じっくり作れるという良さはありますが、当日その場では何も起きません。話し合いの最中に絵を見ることも、終了後すぐに共有することもできません。
④ 事前に描いておいて、当日その場で描き足す
①と②を組み合わせた形もあります。資料をもとに、タイトルや枠組み、背景になる部分を事前に描いておき、当日その場で出た発言や話し合いの内容を描き足していきます。
当日ゼロから描く場合と比べて、限られた時間でも情報量を多く、整理された形に仕上げられます。内容が決まっている部分(登壇者の紹介、事業の背景、プログラムの流れなど)を先に作っておけるので、当日は話し合いの中身に集中できます。
事前に用意する分の作業が加わるため、料金は当日だけの対応より上がります。資料をいつまでにいただけるかで、どこまで準備できるかが変わりますので、ご相談の段階でお伝えください。
この4つは、どれが正しいという話ではありません。使う場面から逆に選ぶのが確実です。
価格帯ごとに、引き受ける範囲が変わります
| 〜3万円 | 3〜8万円 | 8〜20万円 | 20万円以上 | |
|---|---|---|---|---|
| いつ描くか | 終了後(録画・録音から)が中心 | 当日ライブ | 当日ライブ | 当日ライブ |
| よくある依頼元 | 任意団体・市民活動・NPO、ココナラなどのスキルマーケット | 個人のグラフィックレコーダー | 自治体、企業、コンサルティング会社経由 | 大規模イベント、複数日程の事業 |
| 事前の打ち合わせ | なし、または簡単なやり取りのみ | 資料の共有程度 | ヒアリング、レイアウト案の提案、当日の関わり方の相談 | 複数回の打ち合わせ、企画段階からの参加 |
| 当日の形式 | ― | オンライン中心、現地は要相談 | 現地・オンライン・ハイブリッド | 現地・ハイブリッド、複数会場 |
| 仕上げ | 後日納品(1週間以上かかるものも) | ライブ仕上げ | ライブ仕上げ。後日の清書も相談可 | ライブ仕上げ+清書、複数枚 |
| 修正 | 1回まで | 回数は要確認 | 回数を決めて含む | 回数を決めて含む |
| 納品データ | 画像データ | 画像データ | 印刷に使える解像度に調整したデータ | 印刷・パネル・広報物用に調整 |
| 二次利用 | 出品による | 要確認 | 使う範囲を事前に取り決め | 使う範囲を事前に取り決め |
どの帯が正しいという話ではありません。録画からあとでまとめた1枚が欲しいなら左の帯で足りますし、話し合いの場でその絵を使いたいならライブ対応が要ります。
「ライブ仕上げ」は、その場で描き上げて完成とする形です。会が終わった時点で成果物ができています。これとは別に、当日の記録をもとにあらためて1枚に整理し直す「清書」を頼める場合もあります。

自治体から依頼する場合の目安は8万円以上です
USANET合同会社がこれまでに受注した自治体の案件では、8万円以上の範囲が中心です。住民説明会やワークショップの記録、計画やビジョンを1枚にまとめるイラストなど、内容によって幅があります。
ご依頼の形は2通りあります。自治体から直接ご発注いただく場合と、計画策定などを受託しているコンサルティング会社を通じてご依頼いただく場合です。委託業務の中に、可視化の費用を組み込んでいただくこともできます。
自治体の会議には、国の事業の一環として開催されるものもあります。環境省のモデル事業、国土交通省のプロジェクトなどです。この場合、事務局が自治体ではなく、受託しているコンサルティング会社や協議会になることもあります。
自治体の事業では、成果物を広報誌やプレスリリース、報告書に掲載することが多くなります。印刷に耐えるデータで納品されるか、二次利用の範囲が取り決められているかが、あとから問題になりやすい部分です。予算を立てる段階で、使う場面まで含めて見積もりを取ることをおすすめします。

活用事例、料金の目安、ご依頼の進め方は、自治体のご担当者さま向けのページにまとめています。課内でのご検討に使えるA4・2ページの資料(PDF)もご用意しています。
プロポーザル・企画提案の段階からご相談いただけます
業務の受託が決まる前、提案書を作る段階からご相談いただけます。コンサルティング会社や事業者の方から、プロポーザルに向けたご相談をいただくことがあります。
- 提案資料に入れるイラストや図の制作。実際に、提案書の中で可視化の進め方を示すために使っていただいた例があります
- 可視化の進め方を一緒に考えること。どの回をどう記録し、最終的に何を残すか。提案内容に合わせて組み立てます
- 提案に使える資料の共有。実績、進め方、見積もりの考え方など、提案書に添付できる形でお出しできます
受注が決まってから体制を組むより、提案の段階で内容と費用を織り込んでおくほうが確実です。提案が通らなかった場合に、費用が発生することはありません。
当日ライブで描く場合の費用
3〜8万円:経験のある個人に依頼する
グラフィックレコーダーが個人で料金を公開している場合、この価格帯が中心になります。事前に資料を共有して、当日オンラインでライブで記録し、データで納品する形が多くなります。
修正の回数や、現地に来てもらえるかどうかは、人によって条件が違います。現地開催を考えている場合は、出張費が別になるかどうかも、見積もりの段階で確認が要ります。
8〜20万円:準備から納品データまで含みます
この価格帯では、当日の作画だけでなく、事前のヒアリング、資料の読み込み、レイアウト案の提案、当日の関わり方の相談、終わったあとの修正、印刷に使えるデータの納品、二次利用の範囲の取り決めまでが含まれることが一般的です。
議論の途中経過も含めて記録する、話し合いそのものを進めるために使う、成果物を広報物に載せる、という場合はこの帯になります。自治体や企業の案件は、ここが中心です。
20万円以上:1日がかりのイベント、複数枚、複数日程
終日のシンポジウム、分科会ごとに複数枚を描く、複数回のワークショップを通して記録する、といった案件はこの帯になります。企画の段階から打ち合わせに参加し、どの場面をどう残すかを一緒に設計することもあります。数十万円規模になることもあります。
録画・録音からあとで制作する場合は、3万円前後からあります
2026年10月時点で調べた範囲では、スキルマーケット(ココナラなど、個人が自分のスキルを出品して売り買いするサイト)に、動画や音声から1枚にまとめるサービスが複数出ていました。価格は8,000円から33,000円ほどで、素材の長さによって段階的に決まっているものが多く見られました。
見た範囲では、いずれも録画や録音を受け取ってから制作するもので、当日その場で描く対応は含まれていませんでした。リアルタイムの可視化は別途相談と書かれているものや、制作に1週間以上かかると書かれているものがありました。クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングのサイトでは、金額を出さずに見積もり制にしているものが中心です。
この形は、セミナーの様子を後日レポートにまとめたい、動画の内容を1枚で共有したい、といった用途に向いています。一方で、当日その場で参加者に見せたい、話し合いを進めるために使いたい、という目的には使えません。料金の考え方も、当日の拘束時間ではなく制作の工数で決まります。
任意団体や市民活動、NPOの集まりでは、謝金として5,000円から1万円程度が示されることもあります。活動を始めて間もない方が担うこともあります。
料金を公開していない事業者が多くあります
グラレコの料金は、Webサイトに公開していない事業者が多くあります。時間ごとの料金表を出しているところもありますが、「内容をうかがってお見積りします」という形が中心です。
目的、時間、枚数、現地かオンラインか、使い道によって金額が変わるため、一律の料金表にしにくいという事情があります。相場を調べて終わりにせず、候補を絞って見積もりを取るのが確実です。
なお、移動時間を拘束時間に含めて計算する考え方もあります。遠方から依頼する場合は、この点も確認しておくと、見積もりの差が分かりやすくなります。
お住まいの地域に、グラフィックレコーダーはいますか
グラフィックレコーダーは、地域によって人数の差が大きい仕事です。私が見ている範囲では、県によっては1人いるかいないかという状況です。東京をはじめとする都市部には、多くの方がいます。
これは費用に直結します。近くに頼める方がいない場合、都市部から来てもらうことになり、交通費と宿泊費が本体価格に上乗せされます。遠方からの場合、移動時間を拘束時間に含めて計算する考え方もあります。
USANET合同会社は徳島を拠点に、四国・瀬戸内・関西を中心として、全国へうかがっています。まず「どこから来てもらうか」を確認すると、見積もりの差が分かりやすくなります。
グラレコが使われている場面:セミナー、ワークショップ、協議会、社内会議、計画づくり

グラレコは、話し合いがある場ならどこでも使えます。USANET合同会社がこれまでに受注してきた案件を、場面ごとに整理しました。
① 話を聞いて記録する場面
| 具体例 | よくある形式 | 費用の帯 |
|---|---|---|
| セミナー、講演会、オンラインセミナー | オンライン1〜2時間/1枚 | 3〜11万円 |
| シンポジウム、フォーラム、パネルディスカッション | 現地・ハイブリッド/1〜複数枚 | 8〜20万円 |
| 業界団体・協会のイベント、シンポジウム | 現地・ハイブリッド/1〜複数枚 | 8〜20万円 |
| 省庁の担当者が政策について講演する回 | 現地/1枚 | 8〜20万円 |
| 大規模カンファレンス、基調講演 | 現地/複数枚、会場展示あり | 20万円以上 |
登壇者の話を1枚にまとめ、参加できなかった人への共有や、終了後のレポートに使われます。
② 話し合いを進める場面
| 具体例 | よくある形式 | 費用の帯 |
|---|---|---|
| 住民参加のワークショップ、まちづくりの会合 | 現地・模造紙/2〜3時間 | 8〜20万円 |
| 協議会、委員会、審議会 | 現地・模造紙/複数回の開催 | 8〜20万円 |
| 業界団体・協会の委員会、分科会 | 現地・オンライン/複数回 | 8〜20万円 |
| 国の事業に関わる会議・ワークショップ | 現地/複数回 | 8〜20万円 |
| 住民説明会、意見交換会 | 現地・模造紙 | 8〜20万円 |
| 1日がかりのワークショップ、合宿 | 現地/複数枚 | 20万円以上 |
この場面では、描いた絵をその場で見ながら話し合いが進みます。意見が出たところを指差して確認したり、全体を見て漏れに気づいたりします。ライブで描けることが条件になる場面です。
③ 組織の中で使う場面
| 具体例 | よくある形式 | 費用の帯 |
|---|---|---|
| 社内会議、部門間の連携会議 | オンライン・現地 | 3〜8万円 |
| 部署内の業務改善ワークショップ | オンライン・現地 | 3〜8万円 |
| 経営会議、経営層のミーティング | 現地・模造紙 | 8〜20万円 |
| KPIの策定、経営指標の検討会議 | 現地・オンライン/複数回 | 8〜20万円 |
| プロジェクトの方向性を決める会議 | 現地・オンライン | 8〜20万円 |
| 社内研修、人材育成プログラム | オンライン・現地/複数回 | 8〜20万円 |
| 社内イベント、業務改善の発表会、入社式、周年行事 | オンライン・現地/1〜複数枚 | 8〜20万円 |
| 庁内連携会議、職員研修 | 現地・模造紙 | 8〜20万円 |
| 理念・パーパス・ビジョン・中期計画の検討会議 | 現地/複数回 | 20万円以上 |
| 社内ワークショップ、戦略づくり | 現地/終日 | 20万円以上 |
社内で使う場合は、参加できなかった人への共有と、あとから見返したときに議論の流れが分かることが目的になることが多くなります。
経営会議やKPIの策定、ビジョンの検討といった場面では、コンサルティング会社を通じてご依頼いただくこともあります。計画づくりや組織の支援を受託している会社の中に、可視化の役割として入る形です。
④ 計画・ビジョンをまとめる場面
| 具体例 | よくある形式 | 費用の帯 |
|---|---|---|
| 総合計画・地域計画の策定会議 | 現地/複数回 | 8〜20万円 |
| 脱炭素・SDGsなどのビジョンづくり | ワークショップ+ビジョンイラストを別途制作 | 20万円以上 |
| 経営理念・中期経営計画の可視化 | 会議での記録+ビジョンイラストを別途制作 | 20万円以上 |
この場面では、ライブでの記録と、そのあとの「1枚にまとめ直す制作」がセットになることが多くなります。会議での可視化は話し合いを進めるため、最終的な1枚は広報や説明のためと、目的が分かれています。
⑤ 大学・研究・学びの場面、⑥ 発信・広報の場面
大学の授業やゼミの発表会、卒業論文発表会、産学連携の会議、教員向けの学内研修、学生向けのキャリアイベント、子ども向けのワークショップ(3〜20万円)。テレビ・ラジオの取材や番組内でのライブドローイング、展示会でのライブドローイング、採用サイトの映像に使うグラフィック、インタビューの可視化(要相談)。このうち映像素材として制作するものはライブではないため、料金の考え方が変わります。
場面を選ぶときは「その場で絵を使うか、あとで絵を使うか」で考えます
- その場で使う(話し合いを進める、参加者に見せる、合意をつくる)→ ライブ対応が必須です。②と④の場面がこれにあたります
- あとで使う(共有、報告書、広報誌、レポート)→ ライブでなくても成立します。①と⑥の場面がこれにあたります
- 内容が決まっている説明会や発表(話し合いではなく、決まったことを伝える場)→ 事前に描いておく形も使えます
両方を兼ねる案件も多くあります。その場で描いて議論に使い、終わったあとに清書して広報誌に載せる、という形です。この場合は、ライブの費用と清書の費用が別に必要になります。
公開できない案件も多くあります
企業や自治体の案件では、内容を公開できないものが多くあります。経営会議、KPIの策定、ビジョンの検討、人事や組織に関する話し合い、プロポーザル前の検討会議などは、成果物も議論の中身も社外に出せません。
Webサイトに事例として載っているものは、公開の許可をいただけた一部です。実際にはその何倍かの案件があり、価格帯の上のほうには非公開のものが多く含まれます。
守秘義務のある案件も承っています。ご相談の段階で、どこまで公開するか(まったく公開しない/社名を伏せて内容だけ紹介する/すべて公開してよい)を決めていただけます。「実績として紹介しないでほしい」というご依頼も問題ありません。
リアルタイムで描く必要がない場合は、イラストや図解の依頼になります
グラレコの特徴は、話し合いが進んでいるその場で、リアルタイムに描き上げることにあります。一方で、次のような依頼は、リアルタイムで描く必要がありません。
- 資料や報告書の内容を、あとから1枚の図にまとめたい
- 記事やパンフレットに入れる挿絵がほしい
- 事業や制度の仕組みを図解したい
- 録画された動画や、できあがったレポートをもとに、あとから可視化したい
これらはイラストレーターも守備範囲で、料金の考え方も変わります。グラレコが「当日の時間」に対する金額なのに対し、イラストや図解は制作にかかる工数と、使用する範囲や使い道の価値で決まります。枚数、描き込みの量、修正の回数、どこで何年使うかが金額に影響します。
ご依頼の内容が「その場で描く必要があるか」で、頼む相手も見積もりの取り方も変わります。録画からあとでまとめる場合は、グラレコの料金表とは別に見積もりを取ってください。
USANET合同会社の代表は、イラストレーターとグラフィックレコーダーの両方として活動しています。当日その場でライブで描くグラレコと、資料や録画をもとに制作するイラスト・図解の、どちらも承っています。「この内容はライブで描いたほうがいいのか、あとから1枚にまとめたほうがいいのか」という段階からご相談いただけます。
呼び名や手法には、いくつかの種類があります
同じように「話し合いを絵と文字で可視化する」仕事には、グラレコ(グラフィックレコーディング)のほかに、グラフィックファシリテーション、スクライビング、ビジュアルファシリテーション、ビジュアルプラクティス、グラフィックハーベスティング、スケッチノートといった名前で呼ばれていることもあります。言葉の定義は、使う人や団体によって違います。費用を比べるときは、呼び名ではなく「何を頼むのか」を揃えてください。進行まで担ってもらうのか、記録だけをお願いするのかで、必要な時間も金額も変わります。
金額が動く4つの要素
- いつ描くか ― その場で描くか、事前に描いておくか、録画・録音からあとで制作するか
- 記録する時間の長さと枚数 ― 1時間か終日か。1枚にまとめるか、分科会ごとに分けるか
- 現地かオンラインか ― 現地は模造紙の準備と移動が加わり、出張費が別になります
- 納品後にどこで使うか ― 社内共有だけか、広報誌・Webサイト・報告書・プレスリリースに載せるか
このうち、見積もりで抜けやすいのは4番目です。作ったあとで「広報誌にも載せたい」となったときに、追加の費用が必要になることがあります。
納品後に多いご要望:似顔絵の切り出しと、スライドへの転用
グラレコを納品したあとに、「この似顔絵だけ使いたい」「この部分の図をスライドに入れたい」というご要望をいただくことがあります。実際に多いのは次のような使い方です。
- 描いた似顔絵を、社内のメールアイコンやプロフィール画像に使いたい
- 1枚の中の図や場面を取り出して、社内説明のスライドに入れたい
- イラストの一部を、広報誌や報告書の挿絵として使いたい
グラレコは1枚の絵として仕上げるので、そのままでは部分だけを取り出せません。似顔絵を背景のない状態(背景透過PNG)で渡す、図の部分を切り出して単体のデータにする、といった作業は、当日の作画とは別の工程になります。
模造紙に描いたものは写真で納品するため、一部を切り抜くには手作業が必要です。iPadで描いたものは、制作の段階で「あとで分けて使う可能性がある」と分かっていれば、分けて書き出せる形で作っておけます。
使う予定があるなら、依頼の段階で伝えておくのが確実です。あとから相談すると別作業になりますが、最初から分かっていれば、作り方を合わせられます。USANET合同会社でも、背景透過PNGでの書き出しや、イラストを個別に分けたデータの納品を承っています(別途お見積りになります)。
見積もりを比べるときに確認したい6つのこと
金額だけを並べても比べられません。次の6つが含まれているかどうかで、同じ金額の意味が変わります。
- いつ描くか。当日ライブか、事前に描いておくか、終了後に録画から描くか
- 事前の打ち合わせがあるか。資料を事前に読んでもらえるか
- 修正が何回まで含まれるか。2回目以降はいくらか
- 納品データ。印刷に使える解像度か、画面で見るだけか。模造紙の場合は写真かスキャンか
- 二次利用。広報誌、Webサイト、報告書、パネル印刷に使ってよいか。似顔絵やイラストを切り出して、単体で使ってよいか
- 現地の場合の出張費が、金額に含まれるか別か。移動時間が拘束時間に入るか
予算が決まっているときは、範囲を決めて相談できます
予算が先に決まっている場合、金額を下げてもらうのではなく、引き受ける範囲を決めて、その予算に収める相談ができます。記録する時間を前半だけにする、枚数を1枚に絞る、現地ではなくオンラインにする、といった調整です。
「この予算でどこまでできますか」という聞き方で問い合わせて問題ありません。USANET合同会社では、見積書を無料でお出ししています。

USANET合同会社のグラレコの料金
自治体・企業の案件は、8万円以上でお受けしています。事前のヒアリング、資料の読み込み、レイアウト案のご提案、当日の作画、実施後の修正、印刷に使えるデータの納品、二次利用の範囲の取り決めまでを含みます。
録画や資料から、60分までのセミナーを1枚にまとめる場合は55,000円(税込)からです。当日の立ち会いはありません。枚数が増える場合や、その他ご要望の内容に応じてお見積りします。
当日その場でライブで描く場合は110,000円(税込)からです。現地のワークショップで模造紙に2時間描く場合がこの金額で、現地は別途出張費がかかります。その場で描き、会が終わった時点で成果物ができている形です。
報告書や説明資料に入れるイラスト・図解は、別途お見積りになります。内容と枚数、使用する範囲をお伺いして金額をお出しします。
よくあるご質問
まずはお気軽にご相談ください
無料で概算のお見積りとご提案をお出しします。日時・場所(オンラインか現地か)・おおよその時間・何にお使いになるかをお知らせいただければ、合う形と金額をご提案します。
内容が固まっていない段階でも構いません。「この予算でどこまでできますか」「どの形が合うか分からない」というご相談から始めていただけます。プロポーザル・企画提案の段階でのご相談も承っています。
お電話での返信をご希望の方は、フォームに電話番号をご入力ください。USANET合同会社代表 佐野より折り返しご連絡いたします。
